ご覧いただきありがとうございます。ベビーストリアは、小さな赤ちゃんのための肌着を取り扱うお店です。私自身も低体重で産まれた息子の母親でもあります。低体重の息子を育てていて思うこと、同じ小さな赤ちゃんをもつお母さんたちとの交流から感じたことをブログに書いていこうと思っています。小さな肌着についてはオンラインショップからご覧いただけます。
24週258gの小さな赤ちゃんの元気な姿
今朝のテレビで258gで産まれた赤ちゃんが無事に退院したとのニュースを見ました。
本当に良かったと思いました。あまりの小ささに点滴が取れず、小さな命の灯が消えてしまってもおかしくない状況だったかもしれない。体重が少なくても、在胎週数が24週だったから良かったのかもしれないし、医療に携わった先生方の判断が的確だったからかもしれない。いずれにしても、他にも様々なリスクを伴いながらも奇跡的に無事に成長してくれた赤ちゃんの生命力の高さには驚かされます。
また、インタビューを受けていたご家族の表情もとても印象的でした。ほっとしているような、本当に喜びを噛みしめている笑顔と元気そうな赤ちゃんの姿にこちらも本当に大丈夫だろうと安堵しました。
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NICUで赤ちゃんと過ごした6カ月
6か月間をNICU(新生児集中治療室)で過ごした赤ちゃんご家族の心労は計り知れません。早産でNICUに入院する赤ちゃんは経過が良ければ、出産予定日を目安に退院を目指すようです。入院が長ければそれだけ治療を必要としていることだと思いますので、赤ちゃんもご家族も乗り越えなければいけないことがたくさんあったのかなと思いました。
常に死と隣り合わせなので、赤ちゃんが少し体調が悪くなると、生きた心地もしません。いつ病院から悪い連絡が来るか毎日不安だった思います。それでも、母乳を1cc飲めたとか、体重が10g増えるだけでも嬉しいと思えたり、抱っこや授乳などの直接的な関わりができるようになると、やっと親としても安心ができるようになります。
それに、お父さん、お母さんは赤ちゃんだけのことを考えればいいわけではなく、兄弟の心のケアなどもあったと思います。赤ちゃんが産まれることは、兄弟にとって感じ方はそれぞれあります。さらに小さな赤ちゃんが産まれると、その負担は親だけでなく兄弟にも及びます。兄弟が病室に入ることはできずにたくさんの我慢をすることもあります。本当は一日中赤ちゃんのそばにいたいけど、できない状況があったりと、お父さんとお母さんはとても気苦労されたと思います。
しかし、この様なことをみんなで乗り越えた上での、このご家族の晴れやかな笑顔には感動しましたし、私も自分の事のように嬉しく思えました。
早産はなくなってほしい
医療の進歩でこれまで救えなかった命が救えるようになったことは素晴らしいこどですし、そのおかげで多くのご家族が救われています。
それでも、こういったニュースを見るたびに、やっぱり早産はなくなってほしいと思ってしまいます。出産・産後のリスクや赤ちゃんの後遺症や成長発達、環境に生づらさ、すべてを考慮しても早産にはならないでほしい。悲しみや不安をお母さんたちに抱えてほしくないです。世界最小がフォーカスされるのではなく、早産率が世界一低い国になってほしいと願っています。女性が安心して妊娠出産できることが一番大切です。
低出生体重児(未熟児)に関するニュース記事
低出生体重児に関するニュースは少ないのですが、過去のニュース記事をまとめています。小さな赤ちゃんたちが頑張っている姿にとても励まされます。不安が多い出産と子育てですが、小さな赤ちゃんを出産しても大丈夫と思わせてくれるニュースを集めました。赤ちゃんの生命力を信じて頑張りましょう!
Baby Storia低出生体重児のための肌着屋オンラインショップ
実際に低出生体重児をもつ母親目線から生まれた小さな赤ちゃんにピッタリサイズの肌着屋です。ベビーストリアの肌着は、小さな赤ちゃんを出産したお母さんが不安や悲しみを抱えるのではなく、赤ちゃんが成長していく過程「今」を楽しみながら親子の絆を育む肌着です。
インスタグラムで小さな赤ちゃんとママを応援しています
お母さん同士の繋がりを大切にしたい。
ベビーストリアでは、低体重児をもつお母さんが、それぞれの不安や葛藤をひとりで抱え込まなくていいように、インスタグラムでお母さん同士の繋がりを大切にしています。インスタグラムで赤ちゃんの様子を発信して、肌着を通してお母さん同士が赤ちゃんの成長を喜びあっています。小さな赤ちゃんを出産するとNICUでの過ごし方や赤ちゃんの成長で気になること、悩みは様々あります。子育ては簡単ではありません。お母さん同士が悩みや不安を共有することで不安な気持ちを癒せるような取り組みを目指しています。
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