低出生体重児(未熟児)に関するニュースまとめ

低出生体重児(未熟児)を取り扱ったニュースをまとめました

早産などで低出生体重児(未熟児)の赤ちゃんがどう育つのか気になることがいっぱいだと思います。そこで、低出生体重児(未熟児)に関するニュースは多くありませんが、小さな赤ちゃんが頑張っている様子や成長した姿などをまとめてみました。

マイナスな部分ばかりではなく、喜びや幸福な気持ちを感じてもらえたら嬉しいです。小さな赤ちゃんを出産したお母さんが少しでも安心できますように。

ニュースは随時更新しています。低出生体重児や早産に関するニュースをみつけたらコメントいただけると嬉しいです。

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低出生体重児と未熟児の違いについて

 

妊娠25週切迫早産265gの赤ちゃん無事退院

 

2007年4月のニュースです。慶應義塾大学病院で妊娠25週、切迫早産で誕生した女の子の赤ちゃんです。赤ちゃんは慢性肺疾患、未熟児網膜症などの診断がありましたが3000gを超えて退院。

1999年(後述の20歳になった289gの女児)の経験があったから繋ぐことができた命なのかなと思います。医療の進歩で助かる命が増えたことは嬉しいですね。

世界で2番目に小さい265グラム赤ちゃん無事退院

 

妊娠24週出生体重331gの赤ちゃんの笑顔

 

2014年1月、産経新聞に掲載された静岡県立こども病院で産まれた赤ちゃんのニュースです。4回の消化管手術に網膜の異常など小さな体でたくさんのことを乗り越えた赤ちゃんに生命力の高さがうかがえました。

退院して1歳当時は在宅酸素、経管栄養を行っているようです。同じ1歳児に比べると体つきは半分ほどですが、1歳だとこれは仕方ないことですね。

300g台で産まれた赤ちゃんですが、ここまで本当によく成長していると思います。両親の呼びかけに笑顔で反応している姿は、きっととっても可愛らしいことでしょう。

 

妊娠26週277gの赤ちゃん10倍に成長

 

2014年3月の日本経済新聞より。331gで産まれた赤ちゃんと同じ静岡県立こども病院のNICUで過ごされた赤ちゃんです。

母親の状態は記載がありませんが、赤ちゃんは1年ほどの在宅酸素が必要となるそうですが、正常な発達が見込めるとのことで退院が決まりました。

退院時には体重の10倍にまで大きくなりました。26週までお腹の中にいられたことも良かったと思いますが、何より300g台の赤ちゃんが元気に成長していく姿には励まされる方も多いのではないでしょうか。

静岡で生まれた277グラムの女児、体重10倍になり退院

 

妊娠22週妊娠高血圧症候群から261gの小さな命の誕生

 

このニュースは2018年11月27日に「ザ!世界仰天ニュース」で放送されました。このブログでも妊娠高血圧症候群に関する記事はいくつか書いてきているように妊娠高血圧症候群は早産や死産、低出生体重児のリスクが高くなります。

 

妊娠高血圧症候群は母親のせいではありませんが、お母さんは妊娠中から自分自身を責めやすく不安と戦いながら過ごされています。

母体、気持ち共にギリギリのところでの出産。261gの命が助かること自体が奇跡だと思いますし、NICUを退院するまでのご家族の頑張りに勇気をもらえました。その後も赤ちゃんはすくすくと成長しているようです。

ザ!世界仰天ニュース・日本で一番小さな赤ちゃんの奇跡

 

妊娠24週緊急帝王切開で268gの赤ちゃん退院

 

2019年2月26日付の慶應義塾大学病院のプレスリリースから。慶應義塾大学病院で生まれた男の子の赤ちゃんです。

この赤ちゃんは、世界最小の男児になるそうです。世界最小赤ちゃんって男児女児で分けて発表しているの?知らなかった。

それにしても慶大病院の救命率の高さもさることながら赤ちゃんの生命力が凄いですね。そして慶大病院のニュースの多さよ。

300g台の赤ちゃんの救命率が低いといわれているのにさらに男児で200g台で生まれてこの成長の早さ。合併症もないなんて奇跡!

在胎週数の大切さはわかっているつもりですが、赤ちゃんの生命力はの強さは私たちの想像以上なんだって思えます。これからも元気に育ってほしいですね。

268 グラムの超低出生体重児の男児が元気に退院

 

903gで生まれた命の希望溢れる未来

 

2019年3月18日の高校生新聞掲載の記事です。第38回全国高校生読書体験記コンクールで文部科学大臣賞に輝いたそうです。

母親の気持ちを綴った記事はたくさんありますが、低出生体重児で生まれたお子さんの記事は珍しいです。

NICUへの里帰り訪問をされながら、自身のルーツに触れていく。今を頑張っているお母さんへの声掛けには彼だからこその言葉の重みがあると思います。

きっと命に寄り添える素敵な大人へと成長していくことと思います。将来は医療の道に進みたいそうで、ぜひとも叶えていただきたい!私も応援しています。

903グラムで生まれた自分 救ってくれた病院を訪ねた 将来は医療の道に

 

妊娠24週妊娠高血圧症候群258gの赤ちゃん笑顔の退院

 

2019年4月22日のニュースです。朝のニュースで258g世界最小で誕生したと聞いて驚いたことを覚えています。300g台の赤ちゃんの救命率が低く治療も難しいと聞きます。

でも、データでは図れないほど赤ちゃんの生命力の高さが起こす奇跡の数々。本当に素晴らしい!同じ低出生体重児の母親として赤ちゃんの成長が嬉しく感動的でした。

  • 《このニュースは別途記事にしています》

258g世界最小赤ちゃん笑顔で退院

 

妊娠23週289gで生まれた赤ちゃん20歳に

 

2019年7月23日こちらも慶應義塾大学病院のプレスリリースからです。

1999年に慶應義塾大学病院で289gで誕生した赤ちゃんが20歳を迎えられたそうです。入院期間は1999年6月から翌年3月退院。

ご本人のコメントが寄せられていて「私を生んでくれて育ててくれた両親に感謝しています」とあって、安堵しました。

低出生体重児(未熟児)を出産した母親の気持ちとしては、小さく産んでしまったことに少なからず後ろめたさを感じることもあると思いますが、こんな風に言ってもらえることで、マイナスの気持ちが払拭できる気がします。20歳おめでとう!

289 グラムで出生した超低出生体重児が 20 歳に

 

低出生体重児(未熟児)のための肌着屋オンラインショップ

 

実際に低出生体重児をもつ母親目線から生まれた小さな赤ちゃんにピッタリサイズの肌着屋です。ベビーストリアの肌着は、小さな赤ちゃんを出産したお母さんが不安や悲しみを抱えるのではなく、赤ちゃんが成長していく過程「今」を楽しみながら親子の絆を育む肌着です。

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インスタグラムでも小さな赤ちゃんを応援しています

 

お母さん同士の繋がりを大切にしたい。
ベビーストリアでは、低体重児をもつお母さんが、それぞれの不安や葛藤をひとりで抱え込まなくていいように、インスタグラムでお母さん同士の繋がりを大切にしています。

インスタグラムで赤ちゃんの様子を発信して、肌着を通してお母さん同士が赤ちゃんの成長を喜びあっています。小さな赤ちゃんを出産するとNICUでの過ごし方や赤ちゃんの成長で気になること、悩みは様々あります。子育ては簡単ではありません。お母さん同士が悩みや不安を共有することで不安な気持ちを癒せるような取り組みを目指しています。

 

 

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[ 低出生体重児(未熟児)に関するニュースまとめ ]妊娠出産2019/08/03 23:25