最近、肌着のお手伝いをさせていただいたママから教えてもらった天使届。
ベビーストリアでは低出生体重児(未熟児)をメインとした肌着作りをしていますが、年間に数名の赤ちゃんのお別れのお洋服をお手伝いさせてもらっています。
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少し前まで元気にお腹で生きていた赤ちゃんとの突然の別れ、お腹の中で赤ちゃんの心臓が止まるまでの時を過ごすママ、状況はそれぞれですが流産や死産の悲しみ、喪失感は計り知れないと思います。
天使届を紹介してもらってから私なりに色々調べてみて、天使届を通して流産や死産を経験したママたちに寄り添う気持ちに共感しました。
流産や死産を経験したママを支える天使届
流産や死産だった赤ちゃんは戸籍に載せることはできません。
天使届は、流産や死産を経験したカップルをサポートする市民団体「アンズスマイル」が発行し、戸籍に載ることができない赤ちゃんの証を残すことができます。
天使届には、赤ちゃんの名前や生まれた日時、赤ちゃんへの想いなどの項目が記載され専用のケースに入れて手元に届きます。また、基本のコースに加え、カウンセリング付きのコースも用意されています。
天使届や、流産や死産を経験したカップルをサポートする取り組みは、アンズスマイルの代表の押尾さん自身の経験から流産や死産を経験した人が集まって悩みなどを打ち明ける場を作り、我が子を失った悲しみを少しでも和らげたいとの想いから始めたそうです。
「尊い命に寄り添いたい」私たちにできること
私にもいくつか赤ちゃんたちとの忘れられない出会いと別れがあります。忘れられないというより忘れたくない、覚えておきたいという思いです。
早産児や低出生体重児(未熟児)に関わるサポートをしていると流産や死産について話を聞く機会があります。いつも仲良くさせてもらっていた友人から初めて聞いた時は、普段は全然そんな素振りもなかったので驚いたのを覚えています。
そして、何年経っても流産や早産の悲しみは癒えないんだと思います。ぽつぽつと話し始めた友人は目に涙を浮かべていて私も胸が締め付けられる思いでした。この思いは経験した人にしかわからないことだと思います。
たくさんの話を聞いて私が感じたことは、誰にも言えなかったり、話しても分かってもらえないことも多く何気ない言葉にさえ傷つく。それでも乗り越えることも忘れることもしなくてよくて、赤ちゃんと生きた時間は確かにあってとてもあたたかく永遠であること。
私も天使届が必要なママへ届くよう、届ける努力をしよう。
ベビーストリア低出生体重児(未熟児)のための肌着屋オンラインショップ
実際に低出生体重児(未熟児)をもつ母親目線から生まれた小さな赤ちゃんにピッタリサイズの肌着屋オンラインショップ。ベビーストリアの肌着は、小さな赤ちゃんを出産したママが不安や悲しみを抱えるのではなく、赤ちゃんが成長していく過程「今」を楽しみながら親子の絆を育む肌着です。
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インスタグラムで小さな赤ちゃんとママを応援しています
ママ同士の繋がりを大切にしたい。
ベビーストリアでは、低出生体重児(未熟児)をもつお母さんが、それぞれの不安や葛藤をひとりで抱え込まなくていいように、インスタグラムでママたちの繋がりを大切にしています。
インスタグラムで赤ちゃんの様子を発信して、肌着を通してママたちが赤ちゃんの成長を喜びあっています。小さな赤ちゃんを出産するとNICUでの過ごし方や赤ちゃんの成長で気になること、悩みは様々あります。子育ては簡単ではありません。ママ同士が悩みや不安を共有することで不安な気持ちを癒せるような取り組みを目指しています。
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