こんなはずじゃなかった未熟児出産
誰もが思い浮かべる幸せに満ち溢れる出産。赤ちゃんが誕生してからたくさんの人が訪れて嬉しいお祝いの言葉をかけてくれる。私って本当に幸せ者です。
という出産は私は出来ませんでした。
3人目の妊娠だったから妊娠がわかった時は、10か月後のそんな幸せな姿を思い浮かべていたわけです。それもつかの間、妊娠23週(6カ月)には出産を迎えてしまったのです。
まさか自分が超低出生体重児(超未熟児)の母親になるなんて思ってもみなくて。こんなはずじゃなかった、、なんてことをしてしまったんだ。そんな気持ちしか湧いて出てこない。嬉しい気持ちより、何とも言えない不安や恐怖が私を襲うんです。なんで私だけこんな目に合うんだとか、何が悪かったのか、何かのせいにしたい、、そういう悪い気持ちが湧いては消えとずっと繰り返していました。
緊急の帝王切開で生まれて、手術室の中で遠くからほんの少しだけ見せてくれた息子は泣くこともなく、子犬のようにとっても小さかったです。今でもその光景を思い出すと胸が張り裂けそうになります。この日は「息子にとっては人生の始まりの日であり、その誕生を喜ぼう」と思えるようになるまでは時間がかかりました。
低出生体重児(未熟児)を出産した気持ち
私のところには低出生体重児(未熟児)を出産したお母さんたちからメッセージをいただくことがあります。少しですが、お母さんたちが抱える気持ちをご紹介します。赤ちゃんの生まれた状況や状態はみんな違います。でも、お母さんたちの気持ちは同じです。子供を思う気持ちに大小はないんだと気づかされました。
早産は母親のせいではない
早産の原因はわからないことも多いんだそうです。だから低出生体重児を出産したからといって母親は自分を責めるべきではないです。それに誰かから責められることでもない。責める権利なんて無い。
どうしても母親失格だと思ってしまう部分はあると思うけど、それは赤ちゃんを大切に思っているからなんですよね。赤ちゃんに何かあったらどうしよう、可哀想って考えているんですよ。でも、いつまでも前を向かずにいてはダメだと思うんです。だって、目の前にいる赤ちゃんは一生懸命に生きているから。赤ちゃんはいつでも前向きです。色々なことを乗り越えていますから、お母さんも後ろを向かずに前へ踏み出してほしいと思います。
赤ちゃんができた事をひとつひとつ褒めていくことによってお母さんの罪悪感やタラレバの気持ちがだんだん切り替えられるようになると思います。頑張っているのはみんな一緒です。お隣の保育器の赤ちゃんも、その隣も。みんなみんな頑張っています。あなたは絶対に一人ではないですよ。
Baby Storia低出生体重児肌着専門店オンラインショップ
実際に低出生体重児をもつ母親目線から生まれた小さな赤ちゃんにピッタリサイズの肌着屋です。ベビーストリアの肌着は、小さな赤ちゃんを出産したお母さんが不安や悲しみを抱えるのではなく、赤ちゃんが成長していく過程「今」を楽しみながら親子の絆を育む肌着です。
インスタグラムで赤ちゃんとお母さんを応援しています
ベビーストリアでは、低体重児をもつお母さんが、それぞれの不安や葛藤をひとりで抱え込まなくていいように、インスタグラムでお母さん同士の繋がりを大切にしています。インスタグラムで赤ちゃんの様子を発信して、肌着を通してお母さん同士が赤ちゃんの成長を喜びあっています。小さな赤ちゃんを出産するとNICUでの過ごし方や赤ちゃんの成長で気になること、悩みは様々あります。子育ては簡単ではありません。お母さん同士が悩みや不安を共有することで不安な気持ちを癒せるような取り組みを目指しています。
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