普通学級にするか支援学級か悩みに悩んで普通学級に
息子のことでこれほど悩んだことはないくらい悩みました。今まで病気や治療をすることはあっても選択肢は「やる」の一択のみだったので不安に思うことはあっても悩むことはありませんでした。産まれ元気に育ってくれているだけでもヨシとしたいところではありませすが、生きていくにはそうもいかないので親は最大に悩みます。
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23週445gで生まれた超低出生体重児(超未熟児)の息子の話
同級生とは2歳ほどの発達の差はあると思います。6歳で受けた知能検査、病院で就学前診断を受けた時も「5年生になった時に2年生がクラスにいるような感じになると思います。」と言われました。…でしょうね。データから見ると間違いなく支援級のはずです。支援級も魅力的で息子に合わせたカリキュラムで伸ばしてあげたい気持ちもあります。
就学猶予があれば、なんて何度も思いましたし。海外では普通に認められているんですけどね。。どうして日本では進んでいないんでしょう。……とりあえず、就学猶予についてはまたあらためて記事にしますね。
うちは一年くらい悩んで普通学級に就学することを決めました。一番の理由は学区内の小学校に支援級がないということと、学区内の小学校に行けば、上の子が学校に連れて行ってくれるでしょうし、知っている先生、お友達もいるからです。そう決めても、正直不安でいっぱいです。私が一番心配したことは、初めての環境の知らないところに子供を託せるかどうかだったのです。電車で一人で通わせるのもどうかと思いましたし。私は第一子で息子が産まれていたらきっと今頃は心配しすぎてパニックになっていたことでしょう(笑)
低出生体重児で産まれても普通学級に入る子もたくさんいます。そういう子たちに希望をもらいつつも、周りのお友達は支援級に行くと聞いて、私は息子にとって最悪な決断をしてしまっているのかと考え落ち込みもしました。。余談ですが、就学前に一番悩み、不安を抱えているのは普通学級を選んだご家庭みたいです。みんな同じですね。
- ▼参考記事
保育園の先生や療育の先生にも小学校に向けてのサポートをしてもらいつつ、「学校も少人数だし、普通級でも大丈夫でしょう」とお墨付きをもらいました。大人数の学校だったら普通学級は進められないということです。。
普通学級では勉強というより社会性を身に着けてもらいたいと思っています。みんなと一緒に運動会などの行事はこなせるけど、もしかしたら小学校6年生でも九九が言えないかもしれません。それくらいの心積もりでいます。勉強はいつからでも始められるし、夫が全力でフォローしてくれると言っているので大丈夫でしょう(本当かな)大人になったら普通に働き、生活もできると思うけど、それまではやっぱり誰かの助けは必要になってくると思います。
たくさんの方にアドバイスをもらって思うのは、息子に自分の立ち位置を早く見つけてもらうことなのかなと思いました。病院の先生が、低体重で産まれた赤ちゃんはみんな愛されキャラで、かわいがられる子が多いですとおっしゃっていて、確かにと納得する部分もあり、息子もたくさんの出会いの中で、そんな風に生きて行ってもらいたいなと思っています。
とりあえず放課後デイサービスを使いつつ学校のインクルーシブ教育に期待し、学習が難しくなる小学校3年生を目標に普通学級で頑張ってみたいと思っています!
どちらを選択しても間違いはないと思います。「誰が何といってもお子さんを近くで見ていて一番理解しているのは親なんだから、自信を持って。」いつかのそんな言葉に励まされました。
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