23週445gで生まれた超低出生体重児(超未熟児)の息子の話

低出生体重児(超未熟児)の出産

私の息子は在胎週数23週445gで生まれた超出生体重児でした。低出生体重児という言葉はあまり浸透していないので、便宜上ブログでは低出生体重児や未熟児としています。

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低出生体重児と未熟児の違いについて

私はもともと妊娠合併症(妊娠高血圧症候群など)のいわゆるハイリスク妊婦ではなかったのですが、おなかの張りが酷く切迫流産で入院をしていました。

そして23週に入る頃に腹痛と出血量の増加、羊水の減少が見られたため神奈川県立こども医療センターに搬送されて、小さな小さな息子を出産しました。

切迫流産と切迫早産で生まれた未熟児

 

妊娠23週の壁

切迫流産で地元の産婦人科で入院していた時は、症状が改善しないためいつ出産になっても大丈夫なようにNICUがある大きな病院に転院することになっていました。

でも、NICU(新生児集中治療室)の空きが無くその時の空き状況により神奈川県立こども医療センターか横浜市大センターのどちらに転院するか分からないこと、そして妊娠23週未満での搬送はできないことを伝えられました。

妊娠22週と23週の境界については知識として持っていましたが、お腹にいる赤ちゃんが「人」として認められるかどうか、その時初めてこの壁の大きさを感じました。

たった数日の違いが子どもの命を左右します。22週の今、陣痛が来ても赤ちゃんの状態が悪くなってもその命は助けてはもらえない。そういうことです。

それでもこの時の私は搬送されたからといってもすぐに出産になるわけではないと思っていました。上の子の時も切迫流産で入院した経験があり、その後は無事に正期産で出産していたからです。

きっと大丈夫、そう信じていました。地元産院の先生とも「ちょっと行ってまた帰って来られるかもね。」なんて呑気なことを言っていたくらいですから。この後に私たち親子の身に起こることなんて微塵も感じていなかったのでした。

23週0日、神奈川県立こども医療センターでベッドに空きが出たとの連絡があり、その日に転院することになりました。

 

 

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[ 23週445gで生まれた超低出生体重児(超未熟児)の息子の話 ]妊娠出産2020/01/29 11:42