切迫早産で入院中に出会った二人の縁

この話を頂いた時、切なさと愛しさで胸がいっぱいで涙があふれました。別れてしまった後、もう二度と会えないかもしれないその人の幸福を願い、自分自身も前に進もうとするあなたに母の強さを感じました。同じ時期を共に過ごした二人だからこそ「あなたは私、私はあなた」そんな絆が生まれていたのではないかと思います。その後、二人が再び出会えたことは必然だったと思わずにはいられません

あなたの幸せを願って

私が切迫早産で入院中に同室になったお母さんが26週で体重800gの赤ちゃんを出産された事がきっかけでした。

NICUの赤ちゃんのために搾乳を頑張ったり、夜中にペンを走らせる音や泣いてるような音が聞こえたり、面会のためNICUに行ったり病室に戻ったりと忙しそうで、昼も夜もあんまり寝てない様子でした。 

ちょうどその頃私も同じくらいの週数だったので、26週での出産がどれだけ危険で心配な事か、どれだけ自分を責めて後悔したか、先が見えない不安とどう闘っているか…想像するととても他人事には思えませんでした。

それでもその方はいつもニコニコ笑顔で明るくて、入院中に色々話をして前向きな彼女の姿にとっても心を打たれたんです。

入院中に県内にコロナの感染者がでて突然面会禁止になり、NICUの面会制限もかかる事になって、退院されて行きました。

その時は1日1回1時間家族ひとりだけ面会出来るという事だったので、赤ちゃんとお母さんに喜んでもらえるようなプレゼントをしたくって、色々調べbabystoriaさんの肌着を知り、自作の絵と一緒にプレゼントしました。

退院後で会えなくて看護師さんに託してきたので反応は分かりませんが、とても可愛いピンクの肌着で、喜んでもらえたんじゃないかと…完全に自己満ですが、何もしないよりは自分の気持ちをちゃんと伝えられて良かったと思っています。

赤ちゃんの名前に真珠の「珠」の字が使われていて、私たち夫婦の赤ちゃんにも「珠」の字を使おうと思っていたので、それもまた親近感で…
ちなみに宝物という意味です。絵は保育器を真珠の貝がらのベッドに例えて、光の中で眠っている赤ちゃんをイメージして描きました。

優しいお母さんのところに産まれて来て良かったね!
ゆっくり少しずつ成長していってね。
いつかどこかで会える日が来る事を願っています。

低出生体重児(未熟児)赤ちゃんのイラスト

 

 

赤ちゃんが引き合わせてくれた奇跡

会えなくて、会いたいと願った二人がもう一度出会えた。

突然離れ離れになってしまった後もお互いが想い合っていたから叶ったこと。そんな奇跡を見せてもらった。

肌着が小さくなってきたと赤ちゃんの成長を喜び合う姿が幸福感で満ちあふれて宝物のように感じた。

病院という環境で出会った縁は、お互いにしか分かり合えない想いや感情がある。それは同じ時を共に戦い乗り越えた仲だから。

辛かったこと嬉しかったこと、お互いの赤ちゃんを愛おしく感じ、その先の未来を思い描いたこと、全てが糧になる。

赤ちゃんたちが引き合わせた二人のご縁がこの先もずっとずっと続きますように。

七夕のこの日に願いをこめて

 

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実際に低出生体重児をもつ母親目線から生まれた小さな赤ちゃんにピッタリサイズの肌着屋です。ベビーストリアの肌着は、小さな赤ちゃんを出産したお母さんが不安や悲しみを抱えるのではなく、赤ちゃんが成長していく過程「今」を楽しみながら親子の絆を育む肌着です。

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お母さん同士の繋がりを大切にしたい。
ベビーストリアでは、低体重児をもつお母さんが、それぞれの不安や葛藤をひとりで抱え込まなくていいように、インスタグラムでお母さん同士の繋がりを大切にしています。インスタグラムで赤ちゃんの様子を発信して、肌着を通してお母さん同士が赤ちゃんの成長を喜びあっています。小さな赤ちゃんを出産するとNICUでの過ごし方や赤ちゃんの成長で気になること、悩みは様々あります。子育ては簡単ではありません。お母さん同士が悩みや不安を共有することで不安な気持ちを癒せるような取り組みを目指しています。

 

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[ 切迫早産で入院中に出会った二人の縁 ]妊娠出産2020/07/07 18:55