低体重(未熟児)赤ちゃんが産まれて
夏休みの課題で「人権作文」があり娘が表彰されました。表彰式の後に作文が返されたので読ませてもらいました。私は中学生の宿題の内容は把握していなくて、ましてや出来上がった作文の中身をいちいち確認すらしていないのです(汗)今回も娘から受賞したよと報告を受けてから「えっ、何それ」なんて聞く始末。人権作文なんて書けるようになったのね。立派になりました。
そんな娘も、もうすぐ卒業です。また新しい学校で新しい友達、希望でいっぱいだと思います。中学校生活は娘にとって、たくさんの壁にぶつかり、どうにもならない事、子供の力では及ばない事を知り、辛酸を嘗める思いもいっぱいしました。精神的にも辛い状況でもひとり戦い続け、その精神力の強さに親である私たちも脱帽でした。娘の作文にはそんな出来事を弟の生きる力に重ね合わせて書いてあったように思います。本人はそんなつもりはないと否定していましたが、母にはお見通しです(笑)
小さな弟に自分を重ねて
『弟は低体重で産まれて更に学年もひとつ上に上がってしまい周りの子について行くのも必死です。なかなか思い通りにいかなかったり、人の倍は頑張らないとできないこともあります。でも一度も弱音を吐くことも誰かのせいにすることもなく、前向きにただただひたすらに目の前にある壁を乗り越えている。周りよりのんびりかもしれない、完璧ではないかもしれない。でもそれを誰も笑うことはできないはずです。障害のあるなし、得意不得意も関係なく弟がそこにたどり着くまでの努力は平等に評価され認められるべきだと思います。』(一部抜粋)
「周りに流されたり、人の顔色をうかがうことなく間違ってることは間違っているとちゃんと言える大人に私はなりたい」と辛い日々を送っていた当時、学校から帰宅し、涙を堪えて言っていた娘の姿が蘇ります。
弟が頑張っているから、私もがんばらなきゃと前を向いて歩いていく娘に、この子はもう親がついていなくても大丈夫なんだと思えました。一番上の子だから親の私も初めての事ばかりで子育てもこれでいいのか迷いながら悩みながら育てていました。でもそんな親の心配もよそにいつの間にか繋いでいた手を離し、たくましく大人になっていく娘を見て、これでよかったのかもと思わせてくれました。
娘の成長に私もたくさんの学びを与えられました。子供を育てているつもりでいましたが、親も子供に育てられているんですね。また、低出生体重児で産まれた弟の存在も娘の成長に大きなきっかけを与えていたことも初めて気づきました。年の離れた弟の事もちゃんと見ていたんですね。。
娘のあらたな旅立ちを祝福し、これからもそっとその背中を見守っていきたいと思います。
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