江戸へタイムスリップ?!低出生体重児(未熟児)の子育て

低出生体重児(未熟児)で生まれた息子の子育て~おでかけ編~

いかがお過ごしでしょうか。

夏休みも8月に入り母としては、毎日3食作るとかゴロゴロしてる子どもたちを掃除機で突きながら掃除するとか、ようやく子供がいる日々に慣れてきたところです。

せっかくの夏休み期間中ですので低出生体重児(未熟児)で生まれた息子の話を中心にブログを更新していきますね。今後もお出かけスポットや学習や学校生活についてもブログに書いていければと思っています。

 

うちの息子はこだわりが強く、発達具合も低出生体重児(未熟児)あるあるの凸凹です。興味があることは覚えがめちゃくちゃ良くて興味がないことは一時的に覚えてもすぐに忘れてしまいます。

そんな息子ですが、年表を覚えるほど歴史が大好きで、その好きが高じて地球の成り立ちから人類の進化、果ては宇宙まで網羅していていつの日かタイムマシーンに乗ることを夢見ています。

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最近は、昔の人の生活に興味があるようでテレビや電話、電気はいつからできたとかそんな話ばかりしています。息子にとってはファミコンなどのゲーム機が発売された1980年代は江戸や明治のようにすごく昔の感覚であるようで母は軽いショックを受けました。。

今回は、夏休みの自由研究を兼ねて江戸めぐりをしてきました。どんな生活様式や文化があったのかリアルに見て感じることでより理解が深まれば本望です。

まず、母の独断と偏見で暑いから屋外は却下。駅から遠いのはもっての外。子供が楽しめて双方を満たせるのはやっぱり博物館よね。

ということで、目的地は深川江戸資料館と東京江戸博物館に決定!

あー楽しみ。実は江戸博は息子が3歳くらいの時に連れて行っているんです。まあ、さすがに覚えていないと思うけど、、

まずは先に深川江戸資料館に行ってきました。

深川江戸資料館_天麩羅_未熟児ブログ

 

息子、江戸に住みたがる深川江戸資料館

深川江戸資料館は、江東区深川にあります。見どころは、なんといっても江戸時代末(天保年間)の深川佐賀町の町並みを実物大で再現しているところ。2階入り口(ここからの眺めが最高)から町に下りると大店や長屋、船宿などがあります。

子連れで深川江戸資料館

それぞれの建物には住人の設定があり、生活や仕事道具など細部をよく観察することで様々な人々の暮らしが見て取れるような演出がされていて作り物とわかっているけど住人がいないだけでまるで本当に存在しているかのような感覚に陥ることができて新鮮です。

深川江戸資料館_大店

また、朝から昼、夜と1日の移り変わりが見れるのは感動でした。これだけでも感動なのにさらに天気まで変わっていくところに深川江戸資料館のこだわりが感じられます。

深川江戸資料館_升田_低出生体重児(未熟児)ブログ

本や図面で知ってはいましたが、路地や家の間取りなど実際に見るのとでは全然違いましたね。すごく狭い、、というか省エネで無駄がありません。展示スペースはそこまで広くないですが、そこかしこに生活の道具が置いてあるし見ごたえ十分です。

息子は共同便所がお気に入りでずっと居座っていました。トイレが集落に1つしかなく共同で屋外にあることに驚いていました。

深川江戸資料館

私は祖父母の家が田舎の旧家だったので使われているところは見ませんでしたが屋外の便所、玄関を入った土間に馬小屋やお風呂の名残を見ることができました。今はなかなか現存していないので息子にとっては不思議な感覚なんだろうなぁ。

ここで地元の小学生に出会い、物知りの彼から色々説明をしてもらいました。ひとりで勝手知ったる様子で見学している彼は常連だな(笑)ガイドの方も温かく見守っています。彼は私たちにしっかりご説明されて帰っていきました。関心するくらい知識を蓄えていて彼の「好き」って気持ちは何よりも勝りますね。

一通り見学し終えたところで次の目的地に行こうと息子を促しましたが、よほど気に入ったようでまったく帰りたがりません。ひとりで見て歩きたいからと別行動してなかなか戻ってこないし果てにはここに住みたいとな。いや、無理だから。

どのくらい深川江戸資料館にいたかな。。だいぶいたな。うん、2時間はいた。

さすがにお昼ご飯だって食べたいし何より次の江戸博も控えているので最後は半ば強引に連れ出しました。このまま言うこと聞いてたら一日終わってしまうからっ!

深川江戸資料館は大人も楽しめるのでおすすめです。来週から特別展示に変わるそうでこちらも面白そうなんです。通常展示の町並みに妖怪が出現するそうな。

はじめは特別展に行こうかと思っていたのですが通常展を見ずしてはいけないなと思い特別展が始まる前に足を運びました。

知らない場所+妖怪ってなんか怖くないですかっ。息子は怖がりだからトラウマになっても本末転倒だし(笑)

でも、帰りに息子に来週は妖怪が出るんだってって言ったら目をキラキラさせて「行きたい!」だって。深川江戸資料館の妖怪特別展は次回のお楽しみにしたいと思います。

深川江戸資料館の館内はバリアフリーになっています。展示スペースは階下になりますがエレベーターもありますし館内通路は広く設定してあります。また2階には、車いす、オムツ替えなど多機能トイレもありました。

展示室観覧料は個人で大人400円。小中学生50円。200円の障がい者割引があるので各障害者手帳、療育手帳をお持ちの方はお忘れなく。

 

帰りに募金箱があったので息子もわずかですが寄付しました。近年、悲しいことに展示品の破損が多いそうです。この寄付金はそういった物の修繕に充てられるそうです。

物を大切に扱わなくてはいけないこと、正しい行いをしないと資料館がなくなってしまうかもしれないよと息子に伝えました。

資料館を通してただ見学をするだけではなく、息子には道理を学んでもらいたいなと思いました。

 

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[ 江戸へタイムスリップ?!低出生体重児(未熟児)の子育て ]小さな赤ちゃんの子育て2021/08/04 10:32