未熟児網膜症の目のトレーニング

低出生体重児(未熟児)の視力が回復したって本当?

先日、DreamのAmiちゃんが突然、低体重(未熟児)で生まれたことをインスタグラムで報告されたのをみて驚いたのは私だけではないですよね。

 

Amiちゃんの生まれた時の体重は1970gだったそうです。低出生体重児(未熟児)で生まれたことが影響で小さい頃は目があまり良くなく、医師に「小学生になる頃には眼鏡が必要になる」と言われていたそうです、

そこで母親は「いつも遠くを見るように」とAmiちゃんに言っていたそうです。緑は目に良いからと、毎日家から見える山を眺めたりしていたところ小学1年生の視力検査はC判定でしたが眼鏡をかけるほどではなく、学年が上がるとともにCからB、5年生でAに改善されました。

大人になってからも視力は両目とも1.0〜1.5をキープしてきたそうですが、この日とうとう右目2.0になったという内容でした。右目2.0、左目1.5なんて凄いですよね!

視力は小学校低学年の時期に完成するそうです。それまでに子ども視力を成長させてあげた方が良いと聞きました。

投稿記事には、未熟児網膜症やレーザー治療については記載がありませんでしたが、この成果は、きっと早い段階からお母さまと一緒にトレーニングしてきたことの賜物だったんですね。継続は力なりですね。

この投稿にはコメントが多く突然の発表に心配や称賛する声の他に低出生体重児(未熟児)で生まれた方、低出生体重児(未熟児)の親御さんからのメッセージも多く見受けられました。

視力がどうかより無事に成長して歌ったり踊ったりできていることだけでもう感動。こういう発信はとても励みになりますよね。

▼Dream Amiちゃんのインスタグラム

 

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未熟児網膜症については過去に4回ブログの中で記事にしています。

① 低出生体重児の未熟児網膜症について

② 未熟児網膜症になってから手術まで

③ 未熟児網膜症の経過観察

④ 低出生体重児の未熟児網膜症検査

 

視力が回復するかについては、きっと人それぞれだと思いますが、目のトレーニングをすることは視力回復以外にも勉強や運動の向上にも良いとされています。

 

未熟児網膜症の目のトレーニング

過去のブログでもお話していますが、息子は未熟児網膜症のレーザー治療を受けています。視力は裸眼で0.5で眼鏡使用で1.0まで見えています。現在も4カ月に一度のペースで通院しています。

人工呼吸をしている期間が長かったので目の心配は常々していました。早々に眼鏡をかけることになると思っていましたが実際に眼鏡になったのは小学校1年生でした。

家で過ごすときは眼鏡をかけずに過ごすことも多いですが、学校や外出するときには必ず眼鏡をしています。

視力以外にも早産児特有の発達にも心配はあります。その一つに学習障害。書き取りが苦手、漢字も書き順がなかなか覚えられず模写も苦手。マス付きノートでも字のバランスがとれなかったり、、

このように早産児の特徴に当てはまる項目が多いです。

年に1度のフォローアップ健診でも相談して学習障害検査もしました。学習のフォローは療育でも行ってもらっています。

それでも他に何かできることを模索していたところ主治医におすすめされたのが目のトレーニングです。

息子の主治医も毎朝トレーニングをしていて集中力があがって効果ありと言っていたので大人でも改善の余地がありそうです。

今後、神奈川県立こども医療センターでも早産児で生まれた小1~3年生を対象に目のトレーニングを提案していこうという流れになっていくそうです。

そこで、うちも早速トレーニングを始めてみることにしました。

早産児、低出生体重児(未熟児)の目のトレーニング

「目を動かして見る力」「頭の中で形を理解してイメージする力」「イメージした通りに体を動かす力」を合わせて視覚機能と言います。勉強や運動が苦手だと感じる子どもの中には、この視覚機能が順調に発達していないケースが多々見受けられます。

息子、視覚機能のどれも苦手だわ、、

眼の準備体操を毎朝行うだけでも集中力がアップするそうです。息子に聞いても効果あるのかないのか判断は難しいですが、寄り目ができなかったのができるようになりました。目の筋肉が発達してきたのかも!

黒板を板書するときのように近いところと遠いところを交互に見るのに焦点が合いにくいのかなと思っていたので、このあたりも改善してくれればと思っています。

未熟児網膜症の目のトレーニング

こちらのビジョントレーニングは、トレーニングというほど難しさはないです。小学校低学年でも十分に取り組めます。

日めくりカレンダーのように毎日1トレーニングが31日に分けてできるようになっているのですが、全くやる気のない息子は気の向いた時しかやってくれません。1日5分なのに、、

うちでは、私も一緒にやるようにしています。(半ば強制的に息子を誘うため)

中学生くらいまで続けているとどんどん視覚機能が向上し、一度ついた力は定着するみたいです。

でも、最初は目の準備体操だけでも繰り返し行うだけでもいいと思います。息子はソファにいることが多いのでソファのそばにおいています。ちょうどトレーニングブックから30~40cm離れたところにおいていつでもできるようにしています。

今後も変化があった時には記事にしていきたいと思います。

 

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[ 未熟児網膜症の目のトレーニング ]小さな赤ちゃんの子育て2021/07/01 23:28